保育士の転職
給料、給与がよい保育士求人を探すためには?
保育士は、労働環境に見合うだけの給料がもらえないことが多く、安い給料の保育園が多いです。ですが、その中でもできるだけよい給料をもらうためのポイントがあるので、ぜひ知っておきましょう!
月給だけでなく年収も見る

たいてい求人には月給が記載されていますが、給料の良し悪しは月収だけでなく年収を見ることが大切です。正規職員の場合はボーナスがあるので、ボーナスがどれ位もらえるかで年収が大きく変わるからです。
例えば、以下の2つの保育園で比べてみましょう。
★A保育園:月給が17万円(基本給16万+調整手当てなど1万)、ボーナスが2.1か月分
★B保育園:月給が16万円(基本給15万+調整手当てなど1万)、ボーナスが3.5か月分
この2つの保育園を比べると、A保育園の方が一見給料が良いように見えますが、年収にするとA保育園が237万、B保育園が244万となり、B保育園の方が良いということになります。月収だけでなく、年収を見ることが大切なことが分かりますね。
福利厚生を確認する
雇用保険や健康保険、厚生年金が完備されているか、住宅手当や通勤手当はどの程度もらえるかなど福利厚生をきちんと確認しておくことも重要です。また、資格手当てや調整手当てなど、毎月の基本給に加算されるお金がどの程度あるかでも合計月収は違ってきます。
雇用保険や健康保険、雇用保険は、天引きされると額面上の給料は少なくなりますが、加入していないと結局、自分で国民健康保険や国民年金を支払わなくてはいけないので、かなり損になってしまいます。
産休や育休の取得率や離職率を確認
つまり、給料を上げるためにはできるだけ長く同じ保育園に勤めた方がいいので、保育士が働きやすい保育園を見つけることが大切です。女性保育士にとって働きやすさを大きく左右するのは、産休や育休の取得率です。他にも離職率を聞いておくと、どれくらい働きやすいかを判断することができるでしょう。
休暇の日数を見る
給料と休日はあまり関係がないと思うかもしれませんが、給料が良くても休みがほとんど取れないような保育園では結果的に給料が良いとは言えません。月の休日日数や早出、遅出勤務の回数、夏季休暇、年末年始休暇など労働日数と休日日数のバランスも確認しておきましょう。
給料の良し悪しは総合的に見ることが大切
給料が良いかどうかは、ただ月収の金額だけを見るのではなく、ボーナスや福利厚生、働きやすさなど総合的に見ることが大切といえますね。
著者:茨城県在住・40代保育士・女性
【寄稿元/出典:保育士求人の月収条件 – binews http://binews.org 】
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