転職ノウハウ
パート保育士の面接回答例!【質問への受け答えと服装】
パート保育士として働きだしたはいいが、何かが違う…そんなギャップに悩む保育士は少なくありません。
正職やフルタイムとは異なるため、子どもとの関わり方に疑問を感じる人も少なくないです。
でも、そんなモヤモヤを面接を受けた際に解決することが出来るとしたらどうでしょうか?迷いなく、仕事に集中出来るためにパート保育士が面接でやるべきポイントを紹介しますね。
パートの保育士が面接で質問されることは?
保育園の立場から見ると、
・決まったシフトにそってきちんと出勤してくれるか
・すぐ辞めずに長く働いてくれるか
・スキルをもっているか
をパートの保育士の面接のときにみています。
そのため、保育士としてもこの内容にそってアピールすると面接の印象がアップします。
パート保育士の面接における質問と回答
【パート保育士の面接】「あなたの長所と短所は何ですか?」
長所には、「ほかの人と協力して働く」「まわりの人と仲良くなれる」という要素を入れると良いです。
保育園には、たくさんのパート保育士や正社員の保育士がいます。年齢も経験も様々な保育士たちと一緒に働くうえで、周囲の人と協調して働けるかというのは、人事担当なら気になりますよね。
また、特にパートの場合、年下や経験が浅い正社員の保育士の指示に従う場面も多くあります。そういうときに、トラブルを起こさず円滑に働いてくれるかというのは、気になるところですよね。
短所については、「早起きができない」「すぐ風邪を引いてしまう」など、遅刻や欠勤、責任感のないように見える要素は避けましょう。
【パート保育士の面接】「自分の良いところはどこですか?」
基本的には長所短所と答え方は同じです。
子育てや家事に毎日忙しく過ごしている保育士さんであれば、子育てや家事、仕事を効率良く進めることができていたり、少し嫌なことがあってもすぐ気持ちを切り替えることができる、というのが良いかと思います。
また、パートとはいえ保育士は体力勝負ですので、体力に自信がある、風邪をひきにくい、などが良いですね。
【パート保育士の面接】「志望理由・志望理由を教えてください」
パートの場合、保育士の志望動機は素直に答えるのが吉です。
「家から近かった」というのも立派な志望理由です。パートの場合、正社員とくらべて働く時間がすくなくなりますので、通勤時間を負担に感じる人はたくさんいます。
でも、家から近いのであれば通勤を理由に退職する可能性は低くなるので、採用担当も安心するのです。
「子育てが一段落した」というのも良いでしょう。子育ての経験を活かして、好きな保育士の仕事をもう一度やりたい、とお伝えしてみましょう。
パートの保育士の場合、面接の服装はどうすればいい?
パートの面接にいくときに迷うのが、服装です。
保育士の面接では、新卒以外スーツを着ることは少ないですよね。パートの面接でも、スーツを着ていく必要はありません。もちろん、丁寧すぎて失礼なことはないので、スーツを着ていっても大丈夫です。
普段着で行く場合、「授業参観」を意識した服装でいくと間違いがないと思います。
スカートでも、ズボンでも大丈夫ですが、ジャージやジーンズはカジュアルすぎる印象になるので避けましょう。
上は、ジャケットをはおるか、カーディガンをはおると丁寧な印象になります。
露出の激しい服や、原色や蛍光色などの派手な色柄の洋服は避けましょう。
率直に、採用後の仕事内容を聞く
一口にパートといっても、働き方は様々です。
未満児のトイレや食事の補助・早朝や延長保育担当・フリー・一時保育の補助など、園がどのような採用枠を用意しているのか質問することです。
質問そのものは、失礼にはなりません。
寧ろ、仕事に対する熱心さを伺えますからアピール要素もしっかり持てます。
また聞く事で、仕事への対応も出来ますよね。
経験者でしたら、特に自分の経験を活かせるかどうかを確認出来ますので、しっかり質問をしてみることをお勧めします。
パートは短時間だから責任はない、けれども無責任にはならないように
パートのイメージはどのようなものでしょうか。
正職とは違い、担任を持たないから自由に子どもと関われる楽なポジション、そんなイメージを持っている方は要注意です。
面接でもあなたがどんな心構えでパート保育士に応募したのか伺っていますので迂闊に「楽そうだから」と話すとNGです。
正職やフルタイム保育士に比べると確かに責任はありません。
ですが、逆にパート保育士だから保育に関わらせたくないと考える正職・フルタイム保育士がいることも忘れないで下さい。
それは意地悪などではなく、子どもをきちんと理解しないで関わることでアクシデントを引き寄せては困ると考えるからです。
大切な子どもを預かっているのですから、きちんとした保育態勢で見るのが当然です。そ
れをパートの保育士がきちんとした申し送りも聞かずに、子どもと関わろうとしたらどうなるでしょうか?
正式な補助でなければ、必要時以外で子どもと関わることには注意が必要です。
アクシデントを起こしてしまう不用意な対応をしないか、面接ではしっかりチェックされていますよ。
保育士は黒子に徹するべし。パート保育士はさらに裏方に徹するべし
遊ぶ時間を除いて、園生活の中でパート保育士の立ち位置はどんな時も裏方でいることに徹することが求められます。
正職の保育士(担任)がしっかりと子どもに向き合えるように常に雑用をこなす心構えがあるかどうか面接で見ています。
そもそも雑用が嫌ならば、パート保育士には向きません。
正職やフルタイムの保育士がきちんと保育出来る環境を整えることがパート保育士の心構えです。
子どもと遊べなくても、雑用ばかりでも、それを僻んだり不満に思う事がないようにしたいですね。
パート保育士が雑用をするから、本来きちんと子どもに向かい合うべき担任や補助の保育士が子どもと関われます。
自分の持ち場をきちんと守れる保育士かどうか、園側は面接で見極めようとするのです。
面接先を見極めることも大事
パートだから、と転職先を吟味せず転職先を決めるのはNGです。
パートだからこそ、自分にあった条件や、働きやすいと感じる保育園を選ぶことが必要なんです。
なぜ今、パートとして働きたいと思っているのでしょうか?
家の都合や、自分の生活・・・様々な理由があると思います。そういった事情を受け入れてくれるような、「融通のきく」保育園を選びましょう。
転職サイトには、ほとんどパート求人が載っていないというサイトもあるので、注意が必要です。
ちなみにわたしのおすすめの求人サイトはこちら。
>パート求人が多いので条件にあう募集を見つけやすい保育園の転職者向け求人サイト
著者
神奈川で保育士をしています。
保育士歴ももうだいぶつもってきました。転職を何回か経験しているので、面接でよく聞かれることとかはかなり詳しいほうかと思います。
保育士さんの面接で役立つような情報を発信していきますね。
【出典/寄稿元:求人探しと転職を経た保育士が教える「面接対策」 http://www.wakaba515.com 】
まとめ
いかがでしたか?
いかがでしたか。パートを希望する保育士の理由は様々だと思います。
時間に融通が利くから、ライフスタイルに応じての勤務時間の調整は良いと思います。
しかし、パートであっても正職であっても仕事内容については子どもの命を預かる仕事には変わりありませんから、自分勝手な理想を抱かずに自分に与えられた仕事を全うする意気込みを面接で見せて下さいね。
採用に大きく近づくこと間違いなしですよ。
もちろん自分の希望としっかり折り合いをつけることも大切ですから、面接では気が済むまで質問することをオススメします。
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