保育士の転職
第1回 保育士の転職に成功できる、履歴書の書き方<写真付き>(前編)
転職時に欠かせない履歴書や経歴書。
面接の質問はここから引き出され、書類選考にも使われる、あなたの「顔」となる重要な書類です。
今回のアドバイザーは、日本児童教育専門学校の菊池一英先生です。
幼児体育講師、保育士、主任保育士、保育園副園長を経て、現在は数多くの生徒をさまざまな保育の現場を送り出している立場から、保育園にとって好印象をもたれる履歴書の書き方について伺いました。
3回シリーズの第1回目となる今回は「転職に成功できる履歴書の書き方(前編)」をご紹介します。
取材・文/野中真規子
履歴書はあなたの「顔」。面接の質問もここから出る
あなたのことを知らない保育園にとって、履歴書はあなたの性格や生い立ち、学んできたこと、保育士の適正などを判断する重要な書類です。しっかりと内容を考え、ていねいに書きましょう。
まず履歴書の選び方ですが、公文書と同じサイズである、A4の履歴書を使いましょう。
筆記具は黒で1ミリ以下のボールペンがベスト。ゲルインクのものなら液だれせず、きれいに仕上げられます。履歴書以外にも、職務経歴書や、実習に出す個人票などを書く際にもミリペンを使うことをおすすめします。
文字は楷書で一字一字見やすく、ていねいに。
数字はアラビア数字(1、2、、、)を使います。漢数字は読みにくいので使わないようにしましょう。
誤って記入した場合は修正液や修正テープを使わず、新しい書類に一から書き直します。書き損じのないよう、慎重に記入しましょう。
それぞれの記入箇所について、書き方のポイントとは?
次に、記入箇所ごとに書き方のポイントをご紹介しましょう。
[8] 学歴・職歴
学歴、職歴の年は和暦で記入します。
[9] 学歴
学歴は、1行目の中央に「学歴」と記入し、中学卒業から最終学歴までの入学・卒業を記入します。高校以降は「普通科」など科も書き込みましょう。
[10] 職歴
一行あけて「職歴」と記入します。なしの場合は左寄せで書きましょう。一般企業の場合は「入社」~「退社」。保育園や病院は「勤務」~「退職」と記入します。
書ききれないほど多い場合は、直近の職歴を書くといいでしょう。
[11] 学歴・職歴の最後
最後に「以上」と右寄せで記入します。行に余裕があれば一行あけて記入しましょう。
次回は、履歴書の裏面を解説する、第2回「保育士の転職に成功できる、履歴書の書き方<写真付き>(後編)」をお届けします!
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