保育園で子どもたちに好かれたい!実践したい簡単裏ワザ

「先生だ~い好き!」子どもたちにとびっきりの笑顔でそう言ってもらえると、やはりうれしいですよね。そこで今回は、「優しい先生」「頼もしい先生」子どもたちにそんな印象を持ってもらえる保育士になるために、ふだんから実践したいちょっとした裏ワザを紹介します。

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いつも笑顔で褒め上手

笑顔には周りを元気にするパワーがあり、「優しい」「話しかけやすい」といった雰囲気も作れます。朝、子どもたちが保育園にやってきて、最初に見たいのは大好きな先生の元気な笑顔。にっこり笑って「おはよう」と声をかけてあげるだけで、子どもの気持ちも一気にアップ。その日の保育園生活に、活力を与えることができます。
また、子どもたちと会話をするときに、ぜひ意識したいのが褒め上手になること。保育園に通っている子どもたちは、親から離れた状態で遊びに勉強に友達付き合いにと一生懸命頑張っています。時に思い通りにいかないもどかしさから、ちょっとぐずってしまうこともあるでしょう。そんな時でも「よく頑張れたね」「前より上手にできたね」と、まずは褒めてあげましょう。ここでの裏ワザは子どもの意識を「失敗したこと」や「できなかったこと」から「成功したこと」や「上手にできたこと」に向けてあげます。子どもは次第に前向きになり自ら「○○ができた!」「今日は○○を頑張ったよ!」といろいろなことを報告してくれるように。一人ひとりの才能や長所を伸ばしてあげやすくなります。

目線を合わせて全力で遊ぶ

子どもに話しかけられた時、どのような姿勢で会話をしていますか? 小さな子どもにとって、大人の顔を見上げるのは疲れるだけでなく、威圧感も感じるもの。もし自分が子どものサイズだったら……と考えてみましょう。例えば、あなたの身長は160cm。そこに3メートルの巨人が現れたらどうですか? 保育園に通う子どもたちから見たら、先生はかなり大きく感じられるもの。しゃがんで子どもの目線まで下がって会話をするだけで、ぐっと距離を縮めることができます。
また、大切にしたいのは遊びの時間。「遊んであげている」ではなく、「一緒に遊んでいる」と思うようにしたいものです。一緒に遊ぶからこそ、子どもたちは本気を見せてくれるし本音で語ってくれるもの。大人のちょっとした気持ちの持ちようも、子どもたちは敏感に察知できてしまいます。一緒に全力で体を動かすことで、チームワークや一体感というものも生まれやすくなります。

約束はしっかり守る

小さな子どもたちは「内緒話」や「約束」が大好き。「先生あのね……」と、いつも一生懸命です。そんな子どもと保育士の間で交わした「お約束」は、たとえ大人にとってどんなに小さいものに思えても、子どもにとっては本当に大切なもの。どんな些細(ささい)な約束でも、忘れることなくしっかり守ってあげましょう。「ないしょだよ」と教えてくれた話を、うっかりほかの子どもや親の前でペラペラと話してしまうことのないよう、注意が必要です。
もちろん、「それは無理だわ……」という「お約束」をしたがる子どもも出てきます。そんな時の裏ワザは、ただ「ダメ」と拒否するのではなく、どうしてその約束はできないのか、子どもにわかる言葉で納得するまで話すことです。納得できる理由があれば、「拒絶された」と子どもに感じさせることなく、断ることができます。

いつも本気で子どもに向き合う

保育園に通う年齢の子どもは、大人が思うよりずっと保育士の行動や言葉に敏感なもの。保育士としてできることは、「子どもだから」と思ってあしらうように対応するのではなく、100%本気で一人ひとりと向き合っていくことです。いっぱい褒めて、楽しく遊んで、しっかりとした信頼関係を築いていきましょう。

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