動画を活用したクラス通信で保護者と保育士の連帯感強化!

保護者は保育園に預けている間も我が子のことが気になっているもの。しかし、保護者が保育園を訪れるのは、毎日の送り迎えとイベントの時ぐらいで、保育園での我が子の様子を目にする機会はあまり多くありません。そこでお勧めしたいのが、動画を取り入れたメール版またはブログ版のクラス通信です。
今回は、動画を活用したクラス通信を活用する3つのメリットを紹介します!

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1. 保護者の満足度がアップする!

お迎えに来た保護者に保育士はその日1日の園児の様子を伝えるのですが、個別に詳しく伝えようと思えば時間もかかり、なかなか大変。お迎えの時間帯は重なる場合が多いので、保育士は保護者一人ひとりの対応に時間をかけることができない状態ではないでしょうか。その結果、「今日はみんなで○○をしましたよ」「△△ちゃん、とっても楽しんでいましたよ」などといった一般的なコメントになってしまいがちです。
保護者としては、もっと具体的に我が子がどんなふうに楽しんでいたのかも知りたいところですが、たとえ保育士が時間をかけて、知っている限りの表現を駆使して説明したところで、言葉の解釈の仕方は人それぞれ。やはり保護者には正確に伝わっていなかったということも多いものです。
その点、動画なら子どもたちの保育園での様子を表情まで伝えることができるので保護者は安心でき、ひいては園や保育士への満足度アップにもつながります。

2. 保管しやすく、いつでも見られる!

スマートフォンやタブレット端末などのデバイスが普及した今、園児の保護者世代はインターネットの扱いにも慣れているため、保護者のなかには紙版のクラス通信よりもメール版やブログ版を好む人も多いようです。メールやブログなら紙と違って紛失の心配がありませんし保管も簡単。仕事の休憩時間など、気になったときにいつでもスマートフォンやタブレット端末で我が子の様子を確認できるのは保護者にとって大きな魅力だといえます。
保護者が我が子と離れて過ごしている間にも我が子を身近に感じてもらえれば、家庭での親子の会話は広がり、よりよい親子関係を築くのにきっと役立つはずです。

3. 保護者の「家でもやってみたい!」をかなえる!

子どもから「保育園で作った作品をもう一度作りたい!」とせがまれたけど、作り方がわからなくて困ったという経験のある保護者は意外に多いようです。そんな時にも動画は大活躍。工作の時間の作業風景とは別に、作り方を動画で紹介すると家でも親子で作ることができ、保護者に喜ばれます。
作り方の紹介動画は、保育士が事前に作成している工程を撮影するのがよいでしょう。手元をアップにして、音声や文字で制作ポイントの解説を入れるとわかりやすい動画になります。

見やすく楽しい動画が保護者と保育士の連帯感を強める!

動画の制作は既存の業務にプラスしての作業となるため慣れるまでは時間の確保が大変かもしれません。しかし、動画入りクラス通信を通して保護者から信頼や理解が得られれば、質問やクレームなど保護者対応にかける時間が短くなる可能性は大いにあります。撮影や編集のスキルアップに努めれば、制作にかかる時間は削減できるでしょう。
動画撮影のポイントは、園児の登場回数が偏らないように気をつけることと、1つの動画が長くなり過ぎないことです。あまり動きの見られないシーンはカットして、メリハリをつけると見やすく楽しい動画になります。
静止画像では伝えきれない子どもたちの様子を、動画を活用することで保護者に伝えることができます。保護者の満足度を高めて保護者と保育士の連帯感を強化するためにも、動画の撮影や動画の編集を保育士自身が楽しめるといいですね!

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